コンセプト

「ability（能力、技量）」と、surf culture を組み合わせた造語。
祖父が紳士服工場を営んでいたディレクターが少年時代からインスピレーションを得ていた言葉「ability」。当時は DC ブランドとサーフィンブームの真っ只中で “Boys”と名付けることが多く、ブランドやショップをするなら「ability boys」というネームに決めていました。才能や能力、「be able to」のable「できる」の名詞ability、可能性を表す言葉として、今でも好きな言葉です。そんな思い入れのある
「ability」に加え、今でも子供たちとサーフィンを楽しみ、長年ファッションメディアに携わっている事から、多くの方に馴染み深い「surf」「culture」という言葉を組み合わせ、ショップ名としています。

アメリカ西海岸のリラックスしたスタイルと、日本らしい繊細な感覚。一見相反するもののようですが、どちらも私たちの生活に根付き、共鳴しあうものであると考えます。
《ability surf culture》は、その共鳴を表現できるカルチャー（サーフィン、スケートボード、ベースボール、スノーボード、ゴルフ… etc ）を軸に、ファッションを通じて日本とアメリカのカルチャーの橋渡し役になりたいという想いから、アメリカ発と日本発のブランドを厳選、さまざまなプロダクトを扱うオンラインストアです。
abilitysurfculture のASC ロゴは、日本の書道の古典技法を基に、書道の概念・領域を超えた書を現代アートとして表現する墨象家の荻野丹雪氏によるもの。アメリカ西海岸と湘南の海をイメージし、ブランド名を墨と色で描いていただきました。
代表の少年時代は甲子園を目指す球児で、常日頃は少年野球のコーチをするほど野球一筋です。親会社のトライアウトはそこから名付けた社名です。かつて野球は国民的スポーツというだけでなく、ファッションやカルチャーでした。70年代のカリフォルニアスタイルと現代的なエッセンスを加え、サーフィン、スケートボードはもちろん、ベースボールをストリートな視点で表現し、日本の伝統文化の書を取り入れ、日本とカリフォルニアから熱量を感じられるオリジナルアイテムもお届けします。西海岸らしい解放感あふれる雰囲気も、侘び寂びや細部へのこだわりといった日本らしい美意識や文化も、どちらも素晴らしいものです。両者がクロスオーバーすることで、新しい何かが生まれると期待しています。